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2010年紅葉の旅・大原で紅葉に抱かれる [紅葉狩り]

紅葉の王道,大原へ行ってきた。

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ずーっとこんな景色


やはり王道だけあって,たいへん見応えがあった。その日は夜になっても紅葉の残像が瞼の裏をちらついて,なかなか寝付けなかったほどだ。

去年行った嵐山にも,さすが王道とうならされたが,大原は嵐山よりさらにコンパクトにまとまっていて,なんというか,小さな山里全体が「ザ・紅葉テーマパーク」みたいな。映画村のセット?と疑いたくなるような。

ついでに言うと,貧乏人にとっては食の砂漠としか言いようのない嵐山に比して,大原はひなびた伝統食の宝庫であった。

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農家でいただいた卵かけごはんの昼食
ぷっくりした卵の黄身…色は濃厚なオレンジ色だけど、味は意外とすっきり端正。生臭みがまったくなく、いくつでも食べられそう。卵の味は,濃厚であればいいというものじゃないんだな。お味噌汁には特産のゆずの皮がたっぷり。
添えられたお漬け物も,何てことないのにすごく美味。これで税込み500円なんて信じられない。

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今回は,京阪の大原1DAYチケットを利用した。電車賃とバス代がお得になるほか,おもだった寺院の拝観料も割引に。

観光客でコミコミの叡山電車に乗り,八瀬駅下車。
そこからさらにバスで大原へ。

観光客の波に乗って行けば,地図を見ずとも道に迷うことはない(街が小さいから)。紅葉に抱かれつつ,のんびりと歩く。
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あっ,ねこ!
みんなにカメラを向けられてもまったく動じていなかった…。以前いちご電車に乗って会いに行った,貴志駅のたま駅長を彷彿とさせる堂々ぶり。この子も,大原名物らしい(通りすがりの観光客談)。


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三千院を素通りしてまず来迎院へ。

ここでいただいた御朱印に啞然。受け付けにただ1人いらしたおじ様が書いてくれたんだけど,「まじ?」ってぐらいヘタっぴいなんである↓
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何度見ても笑ってしまう…
おそらく繁忙期のみのアルバイトさんであろうか。
ちなみに,大手の三千院さんはさすがの達筆↓
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来迎院より,三千院へ向かう。
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三千院といえばこの構図ですね。


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石仏が苔に埋もれている。

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広くて見応えのあるお庭。


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とにかく町中観光客だらけ。カメラをどこに向けても,他人が写り込んじゃう。

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寂光院。建礼門院ゆかりの由緒あるお寺だが,2000年に火災に遭い本堂が全焼。ご本尊も大きなダメージを受けられたらしい。現在見られるのは,火災の5年後に再建されたもの。
ちなみに2012年の大河ドラマの主人公は平清盛だそうで,平家つながりで大原が脚光を浴びるかも!と地元はちょっと期待しているらしい。


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こんないい感じの所もあるのに,有名な所以外はみんな素通り。


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大原問答の舞台となった勝林院。
かつて声明の道場として栄えた古刹だそうだ。声明(しょうみょう)とは、仏典に節をつけたもので、儀礼に用いられる宗教音楽。現在は本堂にジュークボックスならぬ声明ボックスみたいなのがある。戯れにスイッチを押すと,突如ギョッとするほどの朗々たる声明が堂内に響き渡るのだった。暫くその場で神妙に聞いていたのだが,だんだんいたたまれなくなり、そそくさと立ち去るシャイなワシの乙女心…。

しかし声明は、グレゴリオ聖歌のようで美しかった。


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実光院

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こちらは,「不断桜」という秋から春にかけて咲く桜が有名。桜と紅葉が同居する珍しい景色を愛でることができる。


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宝泉院の額縁庭園。
正式には盤桓園(ばんかんえん)という名前。盤桓とは、「立ち去りがたい」という意味だそうだ。
ほんと,いつまでも座って見ていたいほどきれいだったー。うまい名前をつけたものだ。

宝泉院にはほかにも庭園があり,小さいながら見るべきものが多く,美しい。
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こちらは宝楽園という庭園。平成17年に新しく造園されたそうだ。


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帰り際にもう一度勝林院を眺める。昼間の陽光の下で眺めるのとはちがった趣。


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棚田から大原の里を一望する。
「さようなら。すてきな時間をありがとう!」心で叫ぶオトメなわし。


さて、日暮れ前に帰って,さっそくお土産を食べるのだ。

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上から時計回りに,①茄子とシソのしば漬け,②ゆず大根,③葉トウガラシの佃煮,④(これだけフレンドからいただいた江戸の逸品)牛肉と牛蒡の佃煮。
デパ地下などでも買える大手では敢えて買わず、聞いたこともないお店で買ってみたが、どれも大正解。


さすがにこれだけ和風情緒を満喫した日は,パンとワインという気にならないねえ。

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コメント 3

ぺるしー

大原ってとてもいい所だったと記憶の奥から引っ張り出してきました。懐かしいわ~。私も紅葉の頃に行ったのでした。卵かけごはんなんて美味を食べたりはしなかったので、うらやましいです。紅葉や苔むしたお庭が美しいですね。京都は庭を愛でる所という事を改めて感じますね。お漬物もすごく美味しそう。江戸では京都展でお漬物買うのが楽しみなんですが、デパートで買えない現地調達の美味って、すごく価値がありますよ。ありがとうと言える楽しい経験が出来て良かったですね
by ぺるしー (2010-12-01 22:04) 

てんとうむし

大原は17~18年くらい前に行ったかしら。。。
その後に火事のニュースを聞き、惜しい事を・・・と感じた記憶があります。
でも、変わっていないところもあって、ほっとします。
奥のほうの民宿で食べた鴨鍋の味も忘れられません♡
by てんとうむし (2010-12-01 22:52) 

トムヤム

ぺるしーさんは,京都のいろんなところに行かれたことがあるんだね。しかも,きちんと記憶にとどめていて素晴らしい。
きちんと調べて行きさえすれば,京都はどこに行っても必ず美味にありつけるね(探せば嵐山にもあるのかな)。紅葉巡りに忙しかった先月は,交通費・拝観料・お土産代で家計が一気に傾きました。


てんとうむしさんから大原のお話を聞いて以来,一度行ってみたいと願っていたのが,ようやくかないました。よい季節に行くことができて,満足です〜

by トムヤム (2010-12-02 10:53) 

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